CASAの設計コンセプトの一つに”大きすぎない”ということがあります。
材料・工法を活かして立体的に豊かな空間を創り、平面的な大きさを
出来るだけ抑えましょうといった趣旨です。
最近の自動車の設計も以前に益してこのダウンサイジングが採り入れられて
いるようです。
エンジンも小さな排気量のものを最新のテクノロジーによるアシストで
コンパクトながら力強いもの、というのが流れのようです。
ECO.の面から当然のことではありますが、小さい車体でもビックリするくらい
大きな豊かな車内空間を確保しております。
自動車の場合はまさにミリ単位、いや、ミリ以下の単位の競争ですが
住宅の場合まだまだサイズ的にはセンチ単位で落とせるかと思います。
無駄か?ゆとりか?といつも論争もありますが、小さければエネルギー効率も
当然いいわけですから、無駄は極力そぎ落とした上で、必要なゆとりを持たせた
かっこいい住宅を創りたいものです。
”ちょうど いい!” ”うーん、かっこいい!” ”コンパクトでおしゃれ!”
あたりのお言葉を頂けるように頑張ります。